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留学経験を共有して二国間の不理解を解消していきたい

神戸大学 経済学研究科
劉 佳瑞/Ryu Kazui
中国・江西省

日本に留学した理由を教えてください。なかでも神戸を選ばれた理由は何でしょうか。

きっかけは日本のアニメ文化が好きだったことです。そこから日本に興味を持ち、中国の大学で日本語を身につけました。中国の大学では4年間で2つの学位を取ることができ、日本語と経済の学位を取得しました。
一生の中で一度は外国で生活してみたいという想いもありました。
実は留学には両親からの反対もあり説得が必要だったのですが、周りに頼らない環境で、自分を鍛錬し、自立したいという気持ちが強かったですね。
神戸を選んだ理由は、神戸大学が経済学で有名なことが大きな理由です。
また、神戸の街は古くから港で栄えた街ですので、国際的で世界に開かれた雰囲気があります。海、山が両方あり、景色がよいことも魅力です

いま大学院で何を研究されていますか。

事象分析ということをやっています。具体的には日本の環太平洋パートナーシップ協定(TPP)の効果を分析しています。
経済学は文系と理系が融合していて面白い学問です。学問として若い分野で勢いがありますし、他にはない魅力があると思います。

神戸や日本の大学生活の魅力は何ですか。

いちばんの魅力は日本の若者とアイデアを交換することです。グループで他の人がいいアイデアを生み出すと、そこから一緒に考えたりすることで交流が生まれます。
神戸大学では、日本国内から研究者が集まる機会も多く、2019年の日本経済学会も神戸大学で開かれました。
この学会にはサポーターとして参加させていただき、良い経験になりました。

神戸での留学を通して、考え方や性格に変化はありましたか?

学問的な部分では、世界で起こる現象に対して、一面的ではなく深く考えて分析するようになりました。何に対しても理性的に考えるようになったと思います。
性格的な変化ですと、穏やかになったと思いますね。日本という国を深く理解できるようになったとも思います。

神戸での休日はどのように過ごしていますか。

最近は卒業論文で忙しくしているのですが(笑)、今週末は六甲山に登山に行く予定です。他に気に入っている場所としては、ハーバーランドや三宮ですね。
特に、ハーバーランドのスターバックスは雰囲気がよくおすすめですよ。

神戸での学びを今後、どう活かしていきますか。

日本の留学生活の良いところを共有して二国間の不理解を解消していきたいと思っています。自分自身の経験なので語れることがたくさんあると思います。
仕事の面では、博士号を取得し、大学で研究職を目指したいと考えています。
他の中国からの留学生は、日本の企業に就職する人も多いですね。業界としてはIT系の企業が多いです。東京に出たり、関西に残ったりと様々ですが、幅広く活躍しています。
日本と中国は文化も近く住みやすいので、長く生活する人も多いですね。
逆に日本の有名大学の修士号や博士号は中国で有利になる面もあるので、中国に戻って活躍する方もいます。

海外留学をしようと考えている自国の学生へのメッセージ。

ぜひ日本に来て、勉強とともに生活も楽しんでください!