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友人の家に遊びに行くときのマナー講座

日本語を勉強していると、文化についても学びますよね。今回は、日本人の友人の家に遊びに行く時のマナーを一緒に考えてみましょう。ご存知かもしれませんが、日本には様々な作法があります。あなたがその日本のマナーに沿っていたら、お友達はとても喜んでくれると思います。それでは、お友達の家に誘われた時、何に気をつけるべきか一緒にみていきましょう!

まずは、服装についてです。服装や身だしなみは、お友達の家で気持ち良く過ごせる一つのカギとして、大切ですよね。パーティーや公式な場等でなければ、家でお友達とおしゃべりするのに最適な、リラックスできる普段通りの服をお勧めします。日本文化は伝統的に座る文化なので、西洋のようにテーブルと椅子ではなく、床に座ることが多いです。そのため、ミニスカートやベアトップなどを着ると、リラックスできなくなってしまう可能性があります。

服を選ぶときには動きやすくてお気に入りの服を着てください。でも、ジーンズの裾を引き摺っているようなスタイルは日本人にあまり馴染みがないので気にする可能性があります。
お気に入りの服を選んだら、お友達の家へ向かいます。次に準備したいことは…そう!お土産です!日本では、友人 や知り合いの家に初めて招かれるとき(ただし、一人暮らしの学生の場合は必要ない場合が多い)には、相手が喜びそうな食べ物をお土産として持って行くことをお勧めします。皆で一緒に食べられるお菓子などが良いでしょう。これは、もしかするとみなさんの国でも同じではないでしょうか?そして、急に招かれた場合でも、なるべく約束の時間どおりに行けたら良いですね!

家に上がる時には、玄関で靴を脱ぎましょう。また、靴を脱いだら靴をドア側に向けて揃えるのも日本のマナーです。

家の中では靴を履かないという日本の文化について、面白い説があります。それは家の中で靴を履くのは亡くられた方だけだというものです。日本では、誰かが亡くなった時、旅立ちの準備として白い着物(白装束)を着せ、特別な靴(わらじ)を履かせて、送り出すそうです。このことから、新しくてまだ履いていない綺麗な靴でも、家の中では靴を履かないという文化が生まれた、という説があるようです。
家に入って、お友達にスリッパを勧められるかもしれませんが、それはフローリングの床専用です!座敷(畳を敷いている和室)に入る時には、スリッパを脱ぐのを忘れないようにしましょう。また、日本人の家では、「トイレのスリッパ」という摩訶不思議な習慣があります。トイレに入る前に、家の中で履いているスリッパをトイレのスリッパに履き替えて、出る時も、 以前のスリッパに履き替えるのを忘れないでください!


あとは、食事を勧められたら、テーブルマナーも守りましょう。食事のルールは大変多くありますが、お箸の使い方でしてはいけないことをいくつかご紹介します。まず、お箸をお料理に突き刺してはいけません(突き箸・立て箸)。お皿や器をお箸で引き寄せる「寄せ箸」もNGです。ほかにも、箸から箸へ料理を移動させる「合わせ箸」や、料理の器の上で箸を行き来させて、どれを食べるか迷う「迷い箸」もやめましょう。最後については、どれを食べるか決めてからお箸を使えば大丈夫です。お友達に褒めてもらうため、お箸の使い方は頑張りましょう!

次は、そう多くはないかもしれませんが、お友達の家に泊めてもらう場合もあるでしょう。お泊りをする場合、お風呂に入ることを勧められるかもしれません。お風呂にも日本ならではの習慣があるのです。日本では、バスタブにお湯を張り、浸かる習慣があります。また、バスタブに入る前には、バスタブの外で小さなバスチェアに座って身体を洗います。やっぱり座る文化ですね!:)

全身を洗ったら、バスタブに入っても良いですが、タオルはお湯につけないでください!これは温泉のルールと一緒ですね。そして、お風呂を出る時はバスタブのお湯を抜いてはいけません。バスタブのお湯を捨てるのは最後の人の仕事です。
最後は、お友達と楽しく過ごして、良いタイミングで帰りましょう。帰る時には、おもてなしや素晴らしい食事に対するお礼を伝えるのを忘れないようにしましょう。



今回紹介するお呼ばれの大切なマナーは以上です。みなさんにとって、日本での珍しい習慣は何ですか?